桜は良いですね。病院敷地内に立派な桜が咲いていました。診断書の相談のため通い続け、今日で4回目。ようやく一段落し、視界に入る優しい色合いにしばし和みました。
障害年金を受けられる状態の方でも、相談する相手によっては、請求を諦めるような回答をもらうことがあります。支給決定したお客様のお話では、最初の相談先で「難しい」「もらえない」などと回答されることが少なくないようです。結果的に支給決定しているので、回答は間違っていたことになるのですが。
あるお客様は、障害年金を知り市役所で相談したところ、「受給の対象になるほど重症ではなさそう、難しい」と言われたそうです。恐らく、障害年金にあまり詳しくない担当者だったのだと思われます。
障害年金の「認定基準」を開き、調べながら相談に乗っていたのかも疑わしいと感じました。もし、認定基準を手元に置きながら相談に乗っていたら、可能性がないわけではない、という判断はつきそうです。・・・ただ、認定基準があっても、普段から読み込み慣れていないと使いこなせません。
役所の国民年金係で受ける相談内容は、ダントツで老齢年金が多いと思われます。老齢年金だけ相談を受けるにしても、複雑な年金のしくみを勉強するので手一杯になるのかもしれません。私も年金の勉強をし始めた昔、あまりに入り組んでいて愕然としました。
障害年金の相談件数は、老齢年金より少ないはず。しかし、少ないわりにいろいろ細かいのです。まず、認定の基準が傷病ごと違います。また、傷病の発症からの経過によっては、お客様が思っていた初診日とは別の日にずれることもあります。このように、老齢年金より個別性が高いため、説明する側からみると気を配ることが多すぎ、難しいのです。
お客様は、役所での説明に納得できませんでした。諦めず「専門家に相談しよう」、と切り替えられて本当に良かったと思います。
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