明日は啓蟄。先週から気温がジェットコースター並みの変動をしています。風邪をひいた方も多いのではないでしょうか。我が事務所も先週は私、代表、と交互に病欠(もう完治しました)。
皆さまもお気を付けください。
2月の振り返りを。
いくつか、春に向かっての活動をしました。
その一つが、メンタルヘルスを取り巻く法律などを学べるセミナーの説明会に出席してきたことです。春からはこの勉強を始めます。もちろん、仕事も今まで通りです。
実践的なメンタルヘルスの勉強をしたい思いが、ここ数年、高まっていました。うつ病などの精神疾患を抱えていらっしゃるお客様との関わり方を、もっと掘り下げたくなってきたのです。
ご病気のために仕事を辞めざるをえなくなったお客様がご相談にいらっしゃいます。手続きの結果、障害年金という社会保障の権利を得、安堵されます。一方、手続きさせていただいた私は、お客様から感謝の言葉をいただきます。もちろん、うれしいです。やりがいもあります。
問題は、その次の段階。
多くの精神疾患のお客様の最終目標は、障害年金を受け続けることではないのです。自分で働いて得たお金で生活したい、と思っていらっしゃるのです。
うつ病や統合失調症に罹ると、ご家族や周囲の方から「怠けている」と言われることがあります。しかし、ご本人は不本意なのです。「こんなに寝てばかりではダメだ」とご自分を責めていらっしゃいます。でも、体が言うことをきかない。
初期にきちんと治療するかゆっくり休めば快復も早いのですが・・・。手続きにお越しになるお客様は、頑張って頑張って頑張って、ヘトヘトになって、それでも自分にムチ打って頑張って。とうとう、リビングのソファーに倒れこみ、“もう動けない状態”、で身体の異常に気付いた、とおっしゃいます。
このようなお客様の多くは、社長にも一目置かれるような、有能な会社員だったんです。
何かがおかしいですよね。メンタルヘルス問題は、日本の生産性の危機!ご病気で苦しんでいらっしゃるお客様=日本の大切な労働力を元気にするために、何か良い方策はないものか。私にもできることはないか、見つけたいです。
(・・・ちょっとお話が大きくなったかな。使命感を持つと、モチベーションが上がるんですよね(^^)。)